「ごめんなさい」を「ありがとう」に…
こんばんは。
今日も良い天気でしたね。
明日も良い天気を期待します。
日本人はよく「謝る」と外国の人に指摘されます。
日本語なら、「ごめんなさい」「すみません」。
英語なら、「I’m sorry」。
ちょっとしたことなら「Excuse me」で済むのに、
すぐに「I'm sorry」と言うのが日本人。
この話を聞いてから、外国の人にぶつかった時、
道をよけて欲しい時は、「Excuse me」と私は言うようにしています。
そんな私ですが、「ごめんなさい」は日々連発しています。
日本人は感謝する時も、謝罪する時も、頭を下げます。
頭を下げること自体は悪いことではありません。
『実るほど 頭(コウベ)を垂れる 稲穂かな』
この俳句は、秋になりたわわに実った稲穂の様子を詠んだもので、
偉くなっても謙虚さを忘れずにという意味が込められているそうです。
母が私によく言って聞かせてくれた一句です。
また、皇太子妃雅子様もお好きな一句と聞いています。
話が少し逸れてしまいました。
感謝する気持ち、謙虚さ、心を込めて頭を下げる、
どれも大切なことです。
でもその時に、「ごめんなさい」「すみません」と言うのではなく、
「ありがとう」と言えたらどんなに素敵だろうと思うようになりました。
素直に謝罪する心は忘れてはいけませんが、
「ごめんなさい」「すみません」からは何も生まれて来ない気がします。
本当に気持ちを伝えたいのなら、
「ごめんなさい」を「ありがとう」に…。
誰よりも自分自身へのお説教です。